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 このたび、(財)気象業務支援センター顧問・元気象庁長官である立平良三氏より要請があり、対談をさせて頂きました。
○「自治体に気象予報士を配置し、防災対策の向上を」 対談の中で「生活の安全」と気象情報の役割について、意見交換がなされました。気象情報は危機管理に重要な役割を果たしております。災害の影響をどうリアルに素早くそして正確に国民に伝えていくか、そのことで国民の生命財産をどう守っていくか、まさに気象情報そのものが国民の命を守るために直結しております。そのためには、自治体に気象情報予報士の専門職を配置すれば、もっと自治体の防災対策、防災意識も高まります。これも一つの提案です。具体的には、市町村が、災害時における住民への避難勧告をどう正確に伝えることができるか、一歩間違えば住民への被害は、はかりしれません。そのために気象情報の専門家がいれば素早く対応が出来るのです。 この対談の見出しが“気象プロデューサー国会へ”となっているように、私がフジテレビ報道編集長時代に「スーパータイム」での天気予報は、斬新な制作手法を用いて天気予報が一変致しました。1998年には、日本民間放送連盟賞・技術部門優秀賞をいただきました。このような経緯がありまして、今回のご要請があったのではないかと思っております。気象プロデューサーとして,気象情報の利用促進について、報道時代は、様々なアイディアを駆使してまいりました。以下、私が、気象関係で携わってきた一部をご紹介させていただきます。
○ひまわり画像を日本で最初に動かす 気象情報の加工はいろいろとやってきました。本来、一枚ずつの写真であるひまわりの写真をテレビのオーバーラップの写真の技術を使って雲が動くように見せたのが私のアイディアです。オーバーラップさせて動くことで今後の予測をさせました。半年後に日本のテレビ局が全部追随されました。
@気象衛星「ひまわり」のからの写真
○メッシュの天気予報考案 全国の天気予報というと10数カ所の都市しか出せないんです。そこで考えたのがメッシュの天気予報でした。アメダスの設置位置毎に天気予報がでる碁盤目のような天気予報です。お天気情報を私たちの生活に身近なものにしました。洗濯指数ってありましたが、あれもフジテレビのアイディアなのです。
Aメッシュの天気予報写真
○気象情報有料化に反対 また、政治的な活動も致しました。平成5年「気象予報士」と「民間気象業務支援センター」(当時いずれも仮称)の新設を盛り込む気象業務法改正案が国会に提出され、その時、気象審議会で、議論され、本来無料であるべき気象情報を有料化する動きがありました。気象庁が呼びかけて作った気象事業振興協議会の第三部会長だった私は、気象庁が、国民の財産を守る立場にありながら、国民の安全を守るために伝えている報道機関には、有料化するべきではないと訴えました。そして「本来無料の行政サービスであるべき気象情報を有料化することは税金の二重取りになる」として有料化を食い止めることが出来ました。
○(財)気象業務センターについて 気象新聞は、(財)気象業務支援センターが発行する月刊の専門誌です。この(財)気象業務支援センターは、気象庁の気象予報の配信を行っているセンターで、気象予報士の育成、認定を行う資格試験の指定試験機関です。 最後に、自然災害を止めることは、極めて困難であります。しかし人智を巡らし、災害を少なくし、被害を少なくすることはできるはずです。いわゆる、いかにしたら“減災”できるか、これが政治の責任です。私も、気象情報の活用に第一線で携わってきた経験を生かし「国民の生活の安全」をまもるために全力で取り組んで参ります。
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