| 沢 |
水俣病の取材で、有力政治家の現地視察に随行したとき、漁師さんから、刺身が盛られた皿を手に、「お前らに、水俣の海で獲れた魚が食えるか」と迫られた。その政治家は拒んだが、私は漁師の人を信じて食べました。何かほろ苦いものが心に残りました。 |
| はまよつ |
そのお刺身には、人間の怒りや悲しみが込められていたんですね。 |
| 沢 |
そのほろ苦さは、人々の政治不信の味だったかもしれません。人々を苦しめる、筋の通らないものへの怒りを、我々が代弁していくべきだと感じました。 |
| はまよつ |
真面目に生きる人を苦しめるものへの怒りこそ、政治の行動の原点です。公明党が連立政権に加わり、政治がガラリと変わりましたが、それは「庶民の目線」「生活者の視点」が、政治の中心にしっかりと据えられたからです。 |
| 沢 |
庶民の側に立って、テレビでいくつものキャンペーンを打ってきましたが、そこには限界がありました。視聴者がこんなにも願っていることが、なぜ実現しないのか、歯がゆい思いもしました。政治の世界で、少しでも庶民の利益になる政策を実現していきたい。 |