| 竹中 |
障害があると、世間から同情的な見方をされてしまいます。保護の対象とみなして、年金や補助金で解決しようとするが、日本の社会には、彼らの可能性を伸ばすというプラスの視点に欠けているんです。 |
| 沢 |
同じ人間なのに、障害があるというだけで、その人の可能性の芽を摘んでしまうのは、非常に残念なことですね。その思いがプロップ・ステーションの設立につながったのですね。 |
| 竹中 |
実はチャレンジド(障害者)自身が生み出したともいえます。全国の重度の障害者1300人にアンケートを行ったところ、ほとんどの人が働きたいと答え、しかも、その武器はコンピュータであるという人が8割もいました。 |
| 沢 |
プロップの「チャレンジドを納税者にできる日本に!」というキャッチフレーズは、日本の福祉観を転換する試みの象徴だったわけですね。 |
| 山本 |
それまでの日本の福祉は「税金からナンボとってこられるか」というパイの奪い合いみたいな発想しかなかった。でも、働きたいという意欲を封じ込めて、年金や補助金を与えればいいというのは、すごく失礼な話だと思うんです。 |