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沢ゆうじ政策提言
 
 
永谷  我々が子どもの頃は、近所の原っぱでサッカー、野球、とやりたいことを好きなだけやりました。それで見つかる自分の得意分野もたくさんあった。今、プロスポーツ選手を見ていても、大人に言われたままの「頭でっかち」ばかりが多くて。子供たちに自由にやらせ、考えさせる世界を作り直す必要がある。
 徹底的に破壊まで行き着くゲームなどに熱中する子どもたちの現状を見るにつけ、未来の財産をどう育てるのか、大きな問題だと感じます。
永谷  メジャーリーグには金網がありません。どこからボールが来るか分からないから、観客は真剣に見る。余計な管理がない方がうまくいくことも多いと思うんです。学校の校庭や、企業のグランドなどどんどん開放してほしいですね。
 公明党は学校開放を積極的に進めてきました。平成16年度予算の概算要求に「子どもの居場所づくり新プラン」が盛り込まれています。
永谷  管理の意識が強すぎる日本社会を変えてもらいたいですね。
 日本の教育は大きな岐路に立っています。まず、政策の前に教育の総点検をすぐにでも開始しようと思っています。
 「野武士のような存在である、スポーツライターをうまく使える人」と沢を信頼する永谷さん。二人の間で、スポーツを通じた人間論、教育論が展開された。自分で判断できるような環境の中でしか、人間は育たない。しかし、日本の社会は規制・管理が多すぎて、自由な経験の中から、自己責任を担える人間が育ちにくくなっていると永谷さんは指摘。それに対して、沢は、公共施設の開放などに力を入れながら、教育の場の総点検に乗り出す決意を語った。
永谷 脩氏Photo永谷 脩(ながたに・おさむ)1946年生まれ。東京都出身。青山学院大学卒業後、出版社を経てスポーツライターとして独立。主に野球をテーマに、各種メディアで発言、執筆。現在『Number』(文藝春秋社)「週刊ポスト」(小学館)「夕刊フジ」で連載中。現場第一主義の緻密な取材に定評がある。著書に『野村克也「勝利の方程式」』(三笠書房)など多数。

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